日本超音波医学会第31回九州地方会学術集会
併催:第20回九州地方会講習会
響けエコーの力
世界へ、未来へ
The Japan Society of Ultrasonics in Medicine
大会長:渡邉 望
宮崎大学医学部機能制御学講座
循環動態生理学分野 教授
2021年10月3日(日)
WEB開催
併催:第20回九州地方会講習会
日本超音波医学会第31回九州地方会学術集会は、10月3日(日)に無事開催されました。WEB開催に伴うシステム上のわかりにくい面もあり、皆様にご不便をおかけした面もあったかと思います。そのような中、予定されたすべてのプログラム・演題を無事に配信し、九州地区内外から多くのみなさまにご参加いただけたのは、おひとりおひとりのご理解とご協力のおかげと、心より感謝申し上げます。
来年の第32回九州地方会学術集会は福岡で開催されます。
1年後は皆様とお会いできるのを楽しみに、まずは、今回の学術集会のご報告と、お礼を申し上げます。
日本超音波医学会第31回九州地方会学術集会
会長 渡邉 望宮崎大学医学部機能制御学講座
循環動態生理学分野 教授
この度、日本超音波医学会第31回九州地方会学術集会を、2021年10月3日(日)に、フェニックスシーガイアリゾート内 シーガイアコンベンションセンター(宮崎市)にて開催させていただくことになりました。
日本超音波医学会九州地方会学術集会は、超音波医学に関する研究や臨床診断、治療への応用など、超音波を用いた技術による医療の発展を目指し、年一回開催されており、腹部・循環器・血管・体表超音波の他、産婦人科領域や整形外科領域、眼科領域など多領域にわたる超音波診断につき、臨床・基礎両面に渡り活発な議論が行われています。この歴史ある学術集会の大会長を仰せつかり、大変光栄に存じます。九州地方会は日本超音波医学会の中でも際立って活発な学会活動をしている地方会であり、過去3年間の九州地方会では医師・検査技師を中心に800名から1000名近い参加者を得ております。
今回の学術集会のテーマとして「響けエコーの力;世界へ、未来へ」を掲げました。
超音波は、臨床現場の最前線にある非侵襲検査であり、かつ多くの情報を得、診療に直結する重要な検査です。九州という地域から、全国のみならず世界へ向けてのハイレベルな診断技術や研究結果を発信することを目指し、また近年の各種画像診断法と組み合わせた、近未来の新しいマルチモダリティ診断を見据えた夢のある議論ができることを願い、プログラム構成をしました。また今回は、実地医家と基幹病院との連携を基軸とした日常診療における超音波診断の役割につき、コメディカルを含めたチーム医療という観点でのセッションを設ける事にしています。特に今回の目玉として、産婦人科領域での超音波に焦点を当てたセッションを企画しました。
2020年は、新型コロナウイルス感染拡大による思いがけない世界情勢の中、学術集会もウェブ開催など、大きな制限を余儀なくされました。その困難の中で、全国の志を共にする医療者が、様々な形で学術的交流や講習会など情熱を持って続けている姿に感銘を受けつつ、やはり、学術集会と言う場で顔を合わせ、時間を共にし、知識を分かち合い議論することの大切さを改めて感じています。2021年の学術集会は、宮崎会場での対面学会を基本とし、状況に応じてウェブ併用などの対応ができる準備をしております。
学術集会会場にて、第20回九州地方会講習会、2021年度必修講習会が併催されますので、是非この機会にご参加ください。
フェニックスシーガイアリゾートは太平洋に面した自然豊かなリゾート地として全国からの観光客やゴルフ客が訪れるリゾートであり、シーガイアコンベンションセンターは、日向灘を一望できる素晴らしい立地にあります。今回の学術集会のポスターやホームページ、抄録集などには、著名な影絵作家である藤城清治先生による、宮崎をテーマとした作品を使わせていただきました。宮崎空港には、宮崎の神話をテーマとした素晴らしいステンドグラスの作品がありますので是非ご覧ください。ポスターには高千穂峡の真名井の滝を描かれた壮大な作品を掲載させていただきました。展覧会で実物の影絵を目にした時の大きな感動を思い出します。この場をお借りし、藤城清治先生、関係者の皆様のご厚意にお礼申し上げます。
神話の里、南国宮崎の雄大な自然、美味しい食べ物を楽しんでいただき、宮崎シーガイアにて皆さまと有意義な時を分かち合えることを楽しみにしています。
<2020年11月記>
新型コロナウイルスの収束を願いつつ宮崎会場・WEBのハイブリッド開催に向けて鋭意準備を進めて参りましたが、この度の急速な感染第5波の拡大により、ハイブリッド開催も困難な状況となりました。県境を越える移動を制限すべき状況であり、また各地の医療現場もかつてない危機的状況であることも踏まえ、この度、本学術集会を完全WEB開催とすることと致しました。 宮崎に行きたい、という声を多くいただき、また多くの演題応募いただき、今年こそは会場で皆が顔を合わせる学術集会が開催できることを強く願い準備して参りました。大変残念かつ寂しい気持ちではありますが、WEB開催になった場合も想定してプログラムを組んでおりましたので、学術集会の内容としては予定通り開催することができます。WEB開催という形ではありますが、皆様のご支援を得て、実りある学術集会になると確信しています。
プログラムはすべて予定通りのスケジュールのままでの当日WEB配信(ライブのみ)となります。ご登壇予定の先生方におかれましては、既に事務局からお知らせしております時間帯でWEB参加いただくことになります。WEB参加の詳細につきましては事務局より後日ご連絡差し上げますので今しばらくお待ちくださいませ。
学術集会参加のためには、事前参加登録が必要となります。WEB開催の参加登録の準備が整い次第、ホームページにてご案内いたします。尚、WEB開催への変更に伴い、本学術集会プログラムとしての必修講習会の開催は中止となりますのでご了承ください。九州地方会教育講演は予定通り行われます。
困難な局面ではありますが、未来に続く良き一日となりますよう願っております。多くのみなさまの参加をお待ちしております。
<2021年8月記>
日本超音波医学会第31回九州地方会学術集会においては、企業の皆様にご協賛を広くお願いしております。
詳細につきましては、下記のボタンより開催趣意書をダウンロードしてご覧頂くか、学会事務局までお問い合わせください。
皆様からのお申し込みを心よりお待ちしております。